コンクリート構造物の劣化防止及び保護工法(トゥセル工法)
- 橋梁・トンネル等のコンクリート構造物に於いては、最近、環境の変化にともなって、コンクリートの中性化が進み、鉄筋の腐食によるひびわれ、塩害、凍害等が発生してコンクリート破壊の原因となっています。
- トゥセル工法とは、無機質防水材の浸透性を応用して、コンクリート躯体の毛細孔に微粒子を浸透させて微密化する事によって、雨水、空気、海水等の浸透を防止すると共に、コンクリートに対してアルカリ性を付与しますので中性劣化の防止となり、コンクリートと一体化して耐久効果を維持する工法です。
海洋コンクリート構造物の補修及び塩害防止工法
海からの潮風や波しぶきに含まれる塩分がコンクリート内の鋼材を腐食させ、ひびわれやはく離が生じる「塩害」から構造物を守ります。